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物流ニュース
琉球通運「トラッククエスト」導入、2024年問題対策や事故防止に効果
2024年7月5日
今年で設立60周年を迎える琉球通運(喜納秀智社長、沖縄県那覇市)では、安全教育&情報伝達アプリ「トラッククエスト」を導入、2024年問題対策・事故防止等に役立てている。
同社グループのシータイムが手がけるこのアプリは、法定12項目をゲーム感覚で学ぶことができる。1回5分程の受講で、確認テストによる理解度の把握が可能。琉球通運では150人のドライバーにスマートフォンを貸与し、隙間時間で受講してもらっている。
同社総務部の宮良永秀部長は、「アプリ導入前は集合型教育か、超過勤務扱いでの受講を余儀なくされていた」と説明。導入後はこうした教育が不要になり、その結果、月150時間、年間1800時間の超勤削減が実現。(同社ドライバー150人で算出)
また、ドラレコ映像等あらゆる情報を共有できる機能についてシータイムの新垣勁介さんと河村真保さんは、「社内で情報共有の活性化に役立ててほしい」と話す。琉球通運では実際に、社内で起きた事故事例を共有し、事故防止に努めているという。
宮良部長は、「本アプリはカリキュラムをカスタマイズできるので、現場作業等の教育にも広く活用していく」と話している。
◎関連リンク→ 琉球通運株式会社
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