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運送会社
玉家運輸倉庫とワン・ツー・ストック 経営計画発表会「環境整備は業績アップのキー」
2024年6月18日
【神奈川】玉家運輸倉庫(児玉聖司社長、横浜市)とワン・ツー・ストック(同)は4月30日、経営計画発表会を開催した。玉家運輸倉庫は55期、ワン・ツー・ストックは38期を迎えた。
昨年度の業績については、2019年の台風による被害前を超えて、安定期に入っているとした。事業別では第一倉庫課が好調な成長を遂げているほか、新規事業である第三倉庫課が好調なスタートを切っているとした。また、検品精度を向上するため、バーコードスキャナーを導入。確実な検品を行う体制を構築した。
今期については適正料金に合わせた値上げ要請を行っていくと説明。
一方で、自分本位の値上げではなく、顧客満足度が下がらないようにしっかりとケアしていくことが重要になると強調した。
経営計画発表にあたって同社長は、「物流は経済社会の血流であり、その重要性が見直されている。持続的に発展するために、物流業界は2024年問題に対して働き方を改革する姿勢が求められている」と指摘。改革を進めるため、「前向きな姿勢」「仲間に感謝」「誇りを持つ」の3つの姿勢で仕事に取り組むことを社員へ呼びかけた。
また、組織力強化の実践については環境整備を基本とすると説明。「環境整備を勉強して10年になるが、物流業の業績アップのキーになることがわかってきた。今期はここに注力したい」と続けた。経営計画の目標達成を目指すにあたり、「従業員重視」「お客様本位」「独自能力」という3点を基本方針に据える。各方針について、同社長が社員へ詳細を説明し、協力を呼びかけた。
その後、幹部を代表して、第三運輸課の清水貴宗課長が登壇。「社員一人ひとりの夢の実現のために全力で取り組むことをここに表明いたします」と述べ、児玉社長と握手を交わし、目標達成に向けて決意を新たにした。
同日には、社員表彰を実施。「社長賞」「優秀社員賞」「新人賞」を発表。受賞した社員へ同社長から表彰状が贈られた。関連記事
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