【愛知】自動車輸送を主軸とする岡三物流（和泉あや社長、岡崎市）がこのほどユニフォームを新調。スマートで動きやすく快適性が増し、乗務員のモチベーションアップにつながっている。

「皆が着たいと思う制服に」。和泉社長の思いが詰まった新ユニフォームは、性別や年齢を問わず着用できるシンプルなデザイン。車両を運ぶという観点から引っ掛かり・突起物をなくし、ストレッチ素材を採用するなど作業性も重視した。「これまで一切ユニフォームを着なかった乗務員が配られた翌日から着てくれた」と笑顔を見せる和泉社長。皆が気に入ってくれたことを誰よりも喜んでいるようだ。

ユニフォーム刷新にあたり、同社は旧ユニフォームの活用法として日本リユースシステムが運営する「古着ｄｅワクチン」の活動に参加。古着回収キットの購入でポリオワクチンが寄付される仕組みと、衣類等を販売・選別・再輸出するカンボジア直営センターが障がいのある人やストリートチルドレンだった若者たちの働く場として雇用を生み出している点に共鳴しての賛同だ。

ネーム入りでも問題なく、同社は回収したユニフォームから状態の良いものを選別。第一弾はブルゾンやパンツ、防寒着など４５着を発送。「小さなことしかできないが社員の皆で社会に役立つことができれば」として第二弾以降も準備中だ。

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