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物流ニュース
日本通運 北海道向けの医薬品海上輸送サービスを拡充
2024年6月18日
日本通運(竹添進二郎社長、東京都千代田区)はこの6月から、東京発・北海道向けの医薬品海上輸送サービスを拡充することを17日に発表した。日本通運が東日本医薬品センターから北海道向けに発送する医薬品取扱量の3分の1を、東京発苫小牧向けの北海道航路(海上輸送)に切り替える。
同社は、「モーダルシフトを加速し、2024年問題に対応したさらなるサービスの安定供給とCO2排出量の低減に取り組む」と話す。この切り替えの背景には、今年4月から適用されたトラックドライバーの時間外労働規制強化による労働力不足が見込まれ、長距離トラック輸送も大きな課題となっていた。
新たに開始したこのサービスでは、東京港から貨物を積んだ無人のトラックのみをRORO船に乗せ、苫小牧港で下船後、苫小牧支店の自社ドライバーが道内の輸配送を担当する。これにより製品の積み替えは不要となり、また、室温(15~25度)と保冷(2~8度)の2つの温度帯の輸送にも対応。輸送中の温度、位置、物流ステータスなどのデータもタイムリーに提供することが可能となった。
◎関連リンク→ 日本通運株式会社
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