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物流ニュース
全霊協 被災地での活動報告、一層信頼得る業界に
2024年7月31日
全国霊柩自動車協会(岡伸二郎会長=東礼自動車社長)は、全国事業者大会を6月26日にJR広島駅前のホテルグランヴィア広島で開いた。冒頭、物故者の報告があり、同18日に逝去した一柳鎨・最高顧問(一柳葬具總本店社長)らに一同が黙とうを捧げた。
岡会長は、あいさつのなかで葬儀の簡素化をはじめとする霊柩運送業界の課題に加え、燃料高騰やドライバー不足も重なる厳しい経営状況を憂慮しつつも、「我々は災害時の緊急遺体搬送など社会から求められることが多い。今こそ一丸で課題に取り組み、地域社会から一層信頼される業界の構築を目指そう」と呼び掛けた。
大会では、能登半島地震発生時に石川県から協力要請があり23社36人が出動し、迅速に搬送活動に当たったことが紹介された。また、先に決定した今年度の事業計画を報告。優良運転者などに対する表彰式が執り行われた。なお、来年の大会は横浜市で開催予定。
大会に先立ち記念講演が行われ、ANAの元客室乗務員の吉永由紀子氏が、経験を通したホスピタリティについて語った。
◎関連リンク→ 一般社団法人全国霊柩自動車協会
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