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物流ニュース
NEXCO東日本 定例会見で渋滞予測の取り組みなど発表
2024年7月30日
東日本高速道路(NEXCO東日本、由木文彦社長、東京都千代田区)は7月31日、令和6年度第2回定例会見を開催。交通事故発生状況や渋滞予測、渋滞予測の取り組みなどについて発表した。
会見の冒頭で、由木社長が深夜割引の見直しについて触れ、「いつごろできるのかという問い合わせを多くいただいている」として、「令和6年度末ごろに運用を開始する予定」と述べた。
その上で、「現在、専用アンテナの設置、システムの改修に鋭利取り組んでいる」とし、「より詳しい運用開始日などは今後の進捗を踏まえて、時期が参りましたら改めて公表する」と話した。
会見ではこのほか、令和6年(1~6月)交通事故発生状況について、同社調べの速報値を発表。令和6年上半期の死亡事故件数は18件(18人)となっており、前年同時期より5件増加した。
これについて、同社は「昨年に比べて死亡事故件数が増えているのは、交通量が増大したことが背景にある」とし、「死亡事故のうち、自動二輪車の方が亡くなられた割合は、交通量に比べて高くなっており、その全ては50歳以上の方の運転によるもの」としている。
また、令和6年上半期の死傷事故は562件、そのうち136件が渋滞最後尾で発生しており、ここ数年、増加傾向となっている。「渋滞により低速走行や停止する場合はハザードランプを点灯し、後続車への合図が必要」と事故防止に啓発活動を行っていくとした。
渋滞予測について、同社では「8月8日から同18日に10㌔㍍以上の渋滞が167回発生する見込み」としている。渋滞予測の取り組みについては、予測と実績の乖離を少なくするため、渋滞予測チャレンジコンテスト(第2回)を開催した。
◎関連リンク→ NEXCO東日本
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