アサヒロジスティクスグループの川越自動車学校（横塚元樹社長、さいたま市大宮区）は、企業向け研修にＡＩ教習車の導入した。

埼玉県内の指定教習所では初の導入となり、センサーにより自車両、他車両の位置や動きを記録することができる。また、内カメラにより運転者の確認行動の有無を判断し、それらの情報を検定時の評価基準に基づき評価できるという。そして、運転レポートや動画により、受講者が自身の運転を客観的に確認できるようになる。

現状、ＡＩ教習車は自動車運転免許取得のための教習には使用できないが、同校では、ＡＩ教習車を一般企業向けの安全運転研修やペーパードライバー講習に活用。同社では「研修内容のさらなる充実と受け入れ体制の強化や、今後懸念される高齢化による指導者不足への対応にもつながる」としている。

◎関連リンク→　川越自動車学校