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物流ニュース
関ト協 事業者大会開催「輸送品質の向上を」
2024年10月28日
【関東】関ト協(水野功会長)は9月19日、かずさアカデミアホール(千葉県木更津市)で「第67回関東トラック協会事業者大会」を開催した。
水野会長は冒頭のあいさつで、「トラック運送業界は基盤産業だが、トラックが国民生活や産業活動を支えていることが伝わっていないのではないか」と指摘。そのうえで、「標準的運賃の告示や標準運送約款の改定を通して、ドライバーの労働環境を改善し次世代の労働力の確保をしていく」とした。また、春からトラックによる事故が続いており、日々の事故防止対策に加え、健康起因事故が増加傾向にあることからドライバーの健康管理を徹底しトラック輸送の安全品質を一層高めていく必要があると締めくくった。
事業者大会では前大会結果および要望活動報告の後、敬愛大学の特任教授である根本敏則氏が登壇し、「物流2024年問題を取り巻く諸課題」という題で基調講演を行った。
また、基調講演を受けて菱木運送(同匝瑳市)の菱木博一社長、南総通運(同東金市)の今井利彦社長らが対応事例を発表した。
その後、前千葉県知事の森田健作氏の「東京湾アクアラインについて」という記念講演、功労者表彰と次回開催県である栃木県トラック協会の石塚安民会長からあいさつがあった。
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