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物流ニュース
福岡県倉庫協会 福岡大学と課外授業
2024年11月25日New!!
【福岡】福岡県倉庫協会(城野隆行会長)と福岡大学は、9月12日と18日に同大学商学部3回生を対象に「物流倉庫見学会」と「意見交換会」をセットにした特別課外授業を実施、17人(学生15人、教員2人)が参加した。
この特別課外授業は、物流を学んでいる学生に、物流の担う役割や重要性を理解してもらうこと、また、物流業界を就職先の選択肢の一つに加えてもらうことを目的に、物流の結節点として重要な役割を持つ営業倉庫にスポットをあてて実施したもの。
12日に行われた「物流倉庫見学会」では、まず、大学で講義(座学)が行われた。
福岡県倉庫協会の富永太郎副会長(福岡倉庫社長)が「物流業界は経済、社会生活になくてはならないインフラ。本日の見学会が貴重な時間となるよう努めてまいりたい」とあいさつ(写真)。
続いて、同協会の竹本直樹事務局長が「物流倉庫の役割と2024年問題」について、九州運輸局交通政策部環境・物流課の井上隆晟担当官が「倉庫業」について説明を行った。
その後、一行はバスで福岡倉庫箱崎ふ頭ロジスティクスセンターとF―LINE福岡第一物流センターで倉庫見学を行った。福岡倉庫ではピッキングの作業実習を、F―LINEでは入庫予約システムや自動ピッキングシステム稼働状況などを見学した。学生たちは普段立ち入ることができない物流倉庫の現場に触れて熱心にメモを取っていた。
18日に行われた「意見交換会」では、物流倉庫の現場を見学したことを受けて学生からの質問に同協会が回答する質疑応答、見学した物流倉庫の若手社員との意見交換(オンライン)が行われた。
質疑応答では、「在庫管理についてあの膨大な量を完璧にどのように把握しているのか」「何人の職員で運営しているのか」「2024年問題があって何か変わったこと、2024年問題を解決する方法」などの質問について協会側から回答が行われた。
若手職員との意見交換では、福岡倉庫、F―LINEから2社3人(同大学卒業生の女性2人、男性1人)から志望動機、業務内容、1日のスケジュール、取得している資格、職場環境や仕事のやりがいなどが述べられ、学生たちは聞き入っていた。
最後に、同大学商学部村上剛人教授による特別課外授業のまとめが行われた。
◎関連リンク→ 福岡県倉庫協会
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