福山通運神戸主管支店（神戸市須磨区）など物流事業者や流通事業者なども参画する神戸市の官民連携組織が１０月１０日、災害時を想定した物資供給訓練を実施した。災害時の避難所などへ物資を供給する「集積・配送拠点」の一つとして市と協定を結ぶ同支店に、コープこうべなど流通事業者から飲み水などの物資が届けられていた。

訓練は、市役所内に設置される災害対策本部と避難所などを同支店とオンラインで結び、災害時の状況把握や情報伝達も兼ねた。状況把握後に集積・配送拠点と決定された同支店に、３００平方mの受け入れ可能スペースがあるとの想定で進められ、コープこうべとローソンから同支店に水などがトラックで輸送された。

同支店の古宮遼大支店長は、「災害時にどの程度のスペースが確保できるかは分からないが、最大限努力する」などと話した。

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