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製品・IT
LOKIAR 物流管理業務をシステム化、物流支援サービス「Meech」
2024年11月12日
「運び方の最大効率化」をビジョンに掲げるLOKIAR(ロキアー、東京都北区)は、物流支援サービス「Meech(ミーチ)」を提供している。「我々が目指すのは、企業間物流に特化した共同配送サービスの実現」と語る伊藤健太CEOに話を聞いた。
「物流の改善には、実態把握、改善策の計画・実行、継続的な改善の仕組み構築の3つのステップが重要になる」と語る同CEO。
同サービスは、「実務に寄り添った形で、物流管理業務をシステム化でき、課題特定から改善や法対応をワンストップで実現する」と胸を張る。
主な特徴は、配送・納品ステータスの可視化、納品先情報の可視化、法律・制度対応と予実管理の3つ。「現状でも、まだまだ紙やファクスを利用している現場が少なくない。担当ドライバーや配車係・管理者しか知らない属人化された情報も、一元的に可視化できるのが当サービスの強み」だという。
同サービスでは、「納品先・集荷先カルテ」として、「クレームを起こさない納品手順」や「契約書には記載されない担当者間の口頭の約束事」に加え、「納品場所への進入手順」「待機スペースの位置」などが写真付きで登録できる。「自社ドライバーはもちろん、協力会社にも簡単に情報共有ができ、初めて集荷・納品を担当する方も安心いただけるのでは」
「物流のパラダイムシフトが起きている。変化に対応しなければ、業務を続けることが難しい可能性も」と警鐘を鳴らす伊藤CEO。
「物流統括管理者(CLO)は、2024年問題による配送ルートの改善だけにとどまらず、さらに細かい採算管理が必須となり、取引条件の見直しも迫られるだろう」と分析する。
「当社は当サービスの開発を加速させるとともに、拡販に向けた組織体制のさらなる強化を実施していく」と語った。
◎関連リンク→ 株式会社LOKIAR
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