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物流ニュース
若手ドライバーを確保 高齢化回避に努力
2024年12月24日New!!
慢性的なドライバー不足に悩む物流業界。建設資材などを輸送する大阪府高石市の運送事業者では、社員の高齢化も課題となっている。
同社の社長は、「採用した当時は30代、40代の人材も、10年経過すればけっこうな年齢になる。入社当時は会社の指示を拒むことなどなかったが、年を重ねると体が思うように動かなくなるのだろうか、急な集荷に応じてくれにくくなった」と嘆く。
そんな同社では、若い人材の育成を図るため、最近はSNSの活用に乗り出している。「SNSから当社HPに誘導し、より多くの若い人材に会社を知ってもらえるように努めている」。
同市に本社を構え、大型車やトレーラで雑貨を輸送する運送事業者は、「一般的な求人サイトだけでなく、業界団体の求人サイトにも登録し、若い人材の確保に努めている」という。
同社社長は「南大阪地区は、比較的、大型やトレーラのドライバーを確保しやすいそうだが、ドライバーの高齢化は避けられない」とし、「どんな人材もいつまでも今のままではないことを理解し、定員に達していても、常にさまざまな媒体で人材募集をかけていく」と語る。
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