国交省は１２月４日、特定技能制度における「自動車運送業分野」の特定技能１号評価試験の受付を開始すると発表した。試験の実施主体である日本海事協会で、出張試験の受付を開始（同１６日試験開始）した。

特定技能１号評価試験は、外国人労働者が自動車運送業分野でトラック、タクシー、バスのドライバーとして就労するための在留資格「特定技能」を取得するうえで必要となるもので、２つの試験方式で実施される。

今回、先行して行われる国内での「出張試験方式」は、一定数以上の受験者を集めて申請者（法人）の指定する会場でペーパーテストを実施する方式で、企業・団体など組織単位での申請を受け付ける。

もう１つの「ＣＢＴ方式」は、テストセンターでコンピューターを使用して実施する試験で、受験者本人が申請。出張試験開始から３か月以降に実施予定で、２０２５年３月開始をめどに準備を進めている。

試験内容（問題）はいずれの方式でも同じものが使われる。また、試験テキストについては、それぞれの業界団体で公開する予定となっている。

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