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物流ニュース
京ト協 森林利用保全協定の調印式、豊かな自然環境を残す
2015年7月6日
京ト協(金井清治会長)は5月1日、府や京都モデルフォレスト協会と連携し、「森林利用保全に関する協定」の調印式を府庁で行った。同協定は、京ト協が地域に開かれた森づくり活動を実施するための協定で、京ト協の銀閣寺山国有林(京都市左京区)6.58ヘクタールで行う「トラックの森づくり」事業は京都モデルフォレスト運動の41例目となる。
府民みんなで京都の森を守り育む「京都モデルフォレスト運動」は、平成18年から進められている森づくり活動。現在、40の企業が府内37か所で森づくり活動を実施している。京ト協の「トラックの森づくり」事業では、針葉樹の植樹や下刈りなどの保育活動のほか、近隣の小学生を対象に森林環境学習を実施している。
調印式では、近畿中国森林管理局の青木庸三局長と京都モデルフォレスト協会の柏原康夫理事長が「社会貢献の森協定」(国有林の利用に関する協定)の協定書を交換。その後、「森林利用保全に関する協定」に関して京ト協の金井会長、京都モデルフォレスト協会の柏原理事長、山田啓二府知事が協定を締結した。
金井会長は「当協会では交通事故防止とあわせて、環境対策を事業の大きな柱としてきた。刻々と変化を遂げる現代社会で、街づくりは何十年といった年月をかけた取り組みが必要。今ある豊かな自然環境を後世に残していくために、次世代を担う子どもらに、取り組みをしっかり受け継いでもらうことが責務であり、私たち公益法人の求められる役割。可能な限り事業を続けていく」と述べた。この記事へのコメント
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