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製品・IT
アスコネックス スポットエアコン移動式デモ機導入、熱中症対策で検討を
2025年7月15日
気象庁が発表した今夏の天候の見通し(暖候期予報)によると、6~8月の3か月を平均した気温は全国的に平年並みか高くなるとのことで、今年も厳しい暑さを覚悟しなければならず、運送事業者にとっても、ドライバーや倉庫作業員の熱中症対策に取り組む必要がある。
アスコネックス(京都市下京区)では昨年から、イーズ社製の強力スポットエアコン「スポットバズーカ」の販売を開始しているが、このほど、同製品の移動式デモ機を新たに導入した。
スポットバズーカは、物流倉庫やトラックヤード、整備工場などの作業場に設置することで、強力な冷風により快適な作業をサポートするというもの。一般的なエアコンによる全館空調と比べ、作業エリアのみを狙って冷風が吹くのが特徴だ。全館空調と比較して設置費も維持費も安価で、また、一般的なスポットクーラーは冷やす場所が限定されるが、スポットバズーカは設置状況にもよるが最大で約50㍍先まで冷風が届くという。

同製品は、室内機・室外機別置型に加えて、キャスター付きで移動ができる室内機・室外機一体型から選ぶことができ、一体型だとトラックの荷積み・荷下ろしの現場や、半屋外の倉庫におけるフォークリフト作業中などでの活用にも適しているという。
すでに多くの導入実績があり、「局所的に涼しくすることができ、作業員が効果を感じている。作業環境を整えたことで大きな問題になっていた従業員の継続、人員の確保に貢献している」「外気が入る半解放の整備場内でも冷房の風が届き、作業員が快適に整備することができ、仕事の効率もアップした」といった声が届いているという。
今回、導入したデモ機は一体型で、電装事業部営業課主査の清水真氏は、「これまでは、実物を確認したい際は当社の滋賀支店(草津市)の整備工場に設置している別置型を見に来ていただくしかできなかったが、移動式デモ機により、導入を検討されている企業のもとにお持ちして、効果を実感していただく体制が整った」と語り、「一体型は工事が不要なので、現地でコンセントを差し込めば動かせる。関西一円であれば無料でデモにうかがう」と呼びかけている。
◎関連リンク→ アスコネックス株式会社
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