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物流ニュース
サンリツ 成田事業所第2倉庫がDX化で作業時間短縮
2025年6月27日
サンリツ(三浦康英社長、東京都港区)の成田事業所第2倉庫では、自動寸法測定装置の導入により、従来、手作業測定で90秒かかっていた検量・検尺時間が4秒でできるようになり、この作業においては96%の大幅時短が可能になった。
大型拠点の同倉庫では、保税貨物の取り扱いを中心に行っており、従来の業務では、手作業で貨物をひとつずつ秤で検量、メジャーで検尺した数値を紙の報告書に書き込み、ダメージチェックにも対応していた。そのため処理時間がかかり、同時にヒューマンエラーも発生していたが、「航空貨物に欠かせないこの作業を自動化することで、貨物をパレットに載せたまま瞬時に計測・撮影が完了し、計測値がラベル印字されるので、作業者はそれを報告書に貼付するだけになった。結果、入庫報告が半日早くなり、特にリードタイムが短い貨物に対して助かっている」という。

同社では、トラック予約システムやWMS、無人フォークリフトも導入しているが、今後もDX化を促進し「労働力不足に対応していく」という。さらに2028年度の成田空港滑走路新設を見据え、2026年に新倉庫の竣工を予定している。
◎関連リンク→ 株式会社サンリツ
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