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製品・IT
オプティマインド 「Loogiaアナリティクス」に新機能、実績から滞在時間を推定
2025年6月30日
輸配送最適化ソリューションLoogia(ルージア)を提供するオプティマインド(松下健社長、名古屋市中区)は、配車計画に紐づいた配送実績データを多角的に分析可能にするプラットフォーム「Loogiaアナリティクス」に訪問場所ごとの滞在時間を自動推定する新機能を追加した。
配車計画作成時に見込んだ滞在時間と実績との差が積み重なることで、全体のスケジュールが変わり、早配・遅配や待機時間発生の要因となる。適正な滞在時間が算出できないことで効率化や収益改善を妨げていた。
新機能では、過去の実績データをもとに訪問場所ごとの最適な滞在時間を自動で算出。「標準」「短め」「ゆとり」の3つの選択肢を提示する。配車計画を作成する際には、そのなかから配送現場に適したものを選択し、次の配車計画に反映できる。

配車計画作成の作業負荷を軽減することはもちろん、計画と実績の乖離が少ない高精度な配車計画作成が可能。ボトルネックの可視化により効率化を推進する。
開発を担当した同社開発部の成田健氏は、「訪問場所ごとの滞在時間の可視化は精度の高い配車計画の作成において重要な要素だったが、 大量の配送実績データを統計的に分析し、傾向を推定するには多大な時間と工数がかかるという課題があった」と説明。今回のリリースにより、ドライバーアプリを利用するだけで、実績に基づいた滞在時間を即座に配車計画に活用できるようになったとした。
◎関連リンク→ 株式会社オプティマインド
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