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物流ニュース
アデランス ラオスの本工場が稼働開始
2015年8月8日
アデランス(東京都新宿区)は7月27日、ラオス「サワンナケート工場」本工場を新設したと発表。
今回、約6億円を投資し、ラオスで初めてとなる自社工場を完成させ、本工場として同日から稼働を開始した。床面積は約6800平方m。生産を順次拡大し、日本向けのみならず、欧州、北米向け製品への生産へと広げていく計画で、ベースの作製から毛植え、仕上げまでの工程を一貫生産で行う体制を整え、ラオス国内のみで作るラオス・オンリーワンの製品を今後、生産していく予定。これに伴い、2017年末には、ヴィエンチャン工場を含むラオス全体での雇用は3000人に達する見込み。
同工場では、オーダーメイド製品の一貫生産を行う。同社で一貫生産を行うのは、2002年に稼働を開始したフィリピンに次ぐ2か所目となる。一貫生産を行うことで、製品の品質工場、生産スケジュール管理の厳格化、生産性向上の三つの利点がある。
同社では、今年末に予定されるアセアン経済共同体(AEC)発足を見据え、SCM構築を進める。タイを物流のハブとしつつ、賃金の安いラオスでの生産を積極的に増やし一元化していく。
なお、稼働開始に先立ち、同24日に記念式典を開催した。
◎関連リンク→ 株式会社アデランスこの記事へのコメント
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