-
物流ニュース
JILS 定時総会と表彰式を開く
2025年8月18日
日本ロジスティクスシステム協会(JILS、大橋徹二会長)は6月25日、第15回定時総会を開催した。
大橋会長はあいさつで「労働力不足は多くの企業にとって喫緊の経営課題。特に中小企業における人材確保の難しさは事業継続にも大きな影響を与えている」とし、「物流の法改正と積極的な取り組み、物量の減少などで、2024年度の物流危機は解除できたが、30年には輸送能力が(19年比で)34%不足すると言われており、物流危機は今後さらなる深刻化が懸念される」と述べた。また、来年から特定事業者に義務化される物流統括管理者(CLO)にも触れ、「経営層が全体最適の視点から物流の課題に取り組むための活動を評価することは、持続可能な社会の実現につながる」とし、「今後も産官学関連団体が緊密に連携し、持続可能な社会の構築に推進・貢献していく」と話した。

総会では24年度活動概要と事業報告、25年度の活動方針と事業計画、予算などの審議を行い、すべて承認された。
総会後には、25年度の「物流改善賞」の受賞者発表と表彰式も行われ、5月に開催した「全日本物流改善事例大会」の優秀事例発表者のなかから、「最優秀物流改善賞」2組、「優秀物流改善賞」5組、「実行委員特別賞」1組が選ばれ、表彰された。
最優秀物流改善賞(物流業務部門)ミスミ:画像・計量DPC(デジタルピッキングカート)の導入・拡大による品質・効率向上▽(物流管理部門)ロジスティード:IoT×AIテクノロジーでドライバーの体調と運行を見える化しヒヤリハットを削減
優秀物流改善賞(物流業務部門)アイシン・ロジテクサービス▽(物流管理部門)サッポログループ物流/資生堂ジャパン/北海道ロジサービス
実行委員特別賞(物流業務部門)東京理科大学
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ
