全ト協利用運送・積合部会（井上和英部会長）は７月１６日、総会を開催した。

任期満了に伴う役員の改選では、井上部会長（豊多摩通運、東京）が再任し、副部会長の岩瀬和夫（ＬＩＳ、同）、中村修二（カネテ組運送、大阪）、新開孝典（新開運輸倉庫、同）、内山克己（神戸急配社、兵庫）、田中康之（平野エクスプレス、同）の５氏も再任した。

井上部会長は今年成立した貨物自動車運送事業法の一部改正について「３年間の施行期間を経て実施されるとのことだが、大いに期待したい。我々も知恵を出し合って安全輸送に努め、得意先からの信頼を高めて健全な経営対策のある会社づくりに努めたい」とあいさつした。

議題では令和６年度事業報告と会計報告、７年度事業計画、次回の総会開催地などを審議し、すべて承認された。また、貨物自動車運送事業法の一部改正とその適正化のための新しい法律案などについて、現状を説明。標準的運賃に則った運賃計算システムなど、全ト協が提供するサービスについて解説した。

総会後に開かれた研修会では、全ト協経営改善事業部の坂本英也部長が「トラック運送業におけるＤＸ化の取り組みについて」をテーマに、デジタル化の進め方や助成事業と事例を紹介した。

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