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運送会社
プレシス・向井通商 レッカー事業を開始、臨機応変かつ安全第一で
2025年8月26日
【京都】冷凍食品輸送をメインに行うプレシス・向井通商(福元隆也社長、八幡市)はこのほど、レッカー事業を新たにスタートさせた。車の販売業を営んでいた林亨氏を、今春からレッカー事業の責任者として迎え入れ、新車のレッカー車も導入。今後、本格展開をめざす。
車全般に関して経験豊富な林氏が、かねてレッカー業に興味を示していたところ、知人でもあった福元社長が同社で事業部を立ち上げることとし、林氏は主任として入社する運びとなった。
おもに事故車や、パンク・ガス欠などの故障車をレッカー車で搬送しているが、「事故車や故障車は毎回違う状況のため、応対するのは大変だが、臨機応変に安全第一で作業している。車両がどんな状態でも、あきらめることなく引き受け、今まで『無理です』と言って帰ったことはない」と胸を張る。

「困っている人を見ると放っておけないタイプ」と林氏のことを称する福元社長。普段から、乗用車で運転中に事故車や故障者を見つけると駆け寄って声をかけるそうで、先日も事故に遭い車両の横でたたずんでいた高齢男性に話しかけたところ、レッカー車の到着が2時間以上かかるとのことで、「それなら」と、すぐにレッカー車を取りに行き20分で引き揚げ、とても感謝されたという。
福元社長は、「当社のレッカー事業のヤードがある京都市北区は周辺道路が日常的に混雑しているため、作業を受けたがらない業者が多いと聞く。そこでしっかり実績を積んでもらい、レッカー事業を拡大していければ」と期待する。林氏は、「搬送だけでなく保険会社との話し合いや修理、さらにはレンタカーなど、車に関するワンストップサービスを目指したい。信頼を積み重ねて、安心して依頼していただけるように努めたい」と意気込みを語る。
◎関連リンク→ 向井通商株式会社
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