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運送会社
共立トランスポート 営業活動に注力
2015年9月25日
軽貨物を中心に事業展開する共立トランスポート(大阪市西区)は現在、営業活動に注力している。久保秀樹社長は、「テレアポを中心に、セールスレターやFAXDMなどを活用している」と説明。なかでも「いちばん有効なのはHP経由の問い合わせと既存顧客からの紹介」と付け加える。
営業の中でも、今年は「折り返し営業」にも力を入れるという。「これまで累計で1000社以上の顧客がいたが、現在も取引が続いているのは2ー3割で、残りは休眠状態」とし、「これらへ再度アプローチしていきたい」。
人材確保でも、独自のノウハウを用いて自社HPや求人サイトを活用。「仕事があるかどうか、トップの考え、スタッフの人間性、安全への取り組みなどをHPでしっかり明示し、『ここなら大丈夫』と思ってもらえるようにしている」。
営業スタッフも増員しているが、「中身ありき」というのが基本姿勢だ。「あいさつ、身だしなみ、荷扱い、車両など、営業マンやドライバーの姿を見て『お宅を使いたい』と言われるのが理想」。
営業所の新設にあわせて、今夏は20台を増車。そのうち3台で、オリックス自動車の「ワンプライス中古車リース」を活用した。同サービスは、中古の軽箱バンを月額8640円(税込)からリースするというもの。6年リースでは8640円(同)、4年リースが1万1880円(同)で、いずれも乗り出し時の登録料や税金、納車陸送費などが全て含まれている。
リースアップ車両を利用した同サービスだが、久保社長は「1台あたり月1万円前後なので、資金面で大きなメリットがある」と語る。
現在は、同社がオリックス自動車と契約しているが、「今後は、個人の委託ドライバーにも紹介していければ」と展望。「独立開業時に個人で100万、200万円の初期投資を行うのは大変」とし、「月1万円台であれば、ドライバーの負担も小さい。業界への参入ハードルも低くなるだろう」と話す。
問い合わせは、オリックス自動車、電話0120(094)773番。
◎関連リンク→ オリックス自動車株式会社
◎関連リンク→ 株式会社共立トランスポート -
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