物流連（長澤仁志会長）は８月９日、「物流業界研究セミナー」を、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催した。

物流連が会員企業２３社と共同で、就職活動を控える学生に物流業の重要性や先進的な魅力、情報を提供し理解を深める場としている。お盆時期にも関わらず７０人の学生が来場し、ブース訪問数は延べ４３６人となった。

各社のブースでは着席制を推進し、１回８人程度を対象に席を設け、３０分間のＰＲを８クール実施。会社概要や事業内容、具体的な業務説明を行った。説明者には入社数年の若手社員を動員し、学生が気軽に質問しやすくするなどの工夫も。訪問先のブースで参加シールを受け取り、５社以上のシールを集めると「Ａｍａｚｏｎギフトコード１０００円分」のプレゼントも実施するなど、「できるだけ多くのブースを見て多くの会社を回ってほしい」との工夫も施された。「来場者の多くは３年生だったが、なかには１年生の方もいて、意欲が感じられた」との企業担当者の声も聞かれた。

このほか、講演会や、会員企業の若手社員によるトークセッション「人事が語る～ほんとにあった物流業界の話」も開催。設置された就活相談コーナーに立ち寄り、真剣に質問する学生も見られた。

同イベントは来年２月にも大阪と東京で開催予定。

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