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物流ニュース
ローソンとポプラ 物流の共通化を検討、店舗レベルで業務提携
2015年10月2日
ポプラ(広島市安佐北区)とローソン(東京都品川区)は9月18日、さらなる経営体制の強化にむけて、双方のチェーンブランドの〝強み〟を相互活用するため、新たに店舗レベルでの業務提携について基本合意書を締結したと発表。両社は2014年12月に資本業務提携契約を締結し、共同の取り組みを進めて来た。
2015年春から、FF商品などの原材料共通化や商品の共同仕入れ、物流インフラの相互活用などに取り組んできた。共同仕入れ、物流インフラの相互活用については2015年11月から北陸地区で先行導入を開始し、2016年4月までに全地域の移行を完了する予定。
山陰地区の鳥取県、島根県では少子高齢化が加速しており、地域社会の構造と事業環境が大きく変化している。この急激な変化に対応するため、山陰地区ナンバーワンのシェアを持つローソンと、特徴ある商品づくりで地域の顧客に支持されるポプラは共同運営会社を設立し、両社が持つ店舗・配送インフラの段階的な共通化を促進、商品開発や品揃えで連携することで効率的店舗運営体制を整え、山陰地区の顧客のニーズにきめ細かく対応していく。
ポプラの運営する「生活彩家」とローソンが運営する「ナチュラルローソン」は、その客層や健康を意識した商品づくり、原材料へのこだわりや希少性の高い商品や輸入品など、特色ある品ぞろえで共通点がある。この親和性を生かし、より高い価値と顧客満足を提供できるよう、それぞれの持つノウハウの共有や商品と物流の共通化を検討していくとしている。
◎関連リンク→ 株式会社ローソンこの記事へのコメント
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