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物流ニュース
ニチレイロジグループ セミナーを開催、2社が事例発表
2015年11月20日
ニチレイロジグループは11月12日、経団連会館でロジスティクス・ソリューションセミナーを開催。同グループの子会社2社が事例発表を行った。
ロジスティクス・プランナーの中山英臣常務は「3PLが食品企業間の連携をコーディネートしたSCMの取り組み」と題し、OEMメーカー、発注メーカー、同社3PL部門の連携による、生産・在庫・物流の効率化の取り組みを紹介。仕入れポイント変更による在庫一元管理やプッシュからプル型への計画的な補充方式への変更、各種計画の共有による生産・在庫・物流計画の連動など三つの視点から改善を行い、トータルでのコストダウンに成功している。中山常務は「プル型のジャストインタイム方式は必ずしもベストとは言えない。生・販・物流が協力すれば、プル型の在庫補充でも優れたものになる」と説明。
また、ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリング企画・開発部の桑原博マネジャーは、「低温物流を支える3PE(サード・パーティー・エンジニアリング)の取り組み」と題し、顧客の冷凍設備の診断から新たな設計施工・管理までをサポートするサービスを紹介した。
ニチレイロジグループ本社の松田浩社長は、「労働人口の減少が予想されるなか、生産から販売までの効率化や、建設・設備のメンテナンスに関わるコストの抑制は大きな課題となる。本日の事例紹介を参加各社の物流改善や設備面でお役立ていただきたい」と話した。
◎関連リンク→ 株式会社ニチレイロジグループ本社この記事へのコメント
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