シーアールイー（亀山忠秀社長、東京都港区）は１１月２６日、ＣＲＥフォーラム・オンラインセミナー「激化する北極圏の覇権争いと北極海航路の将来性～トランプ大統領のカナダ、グリーンランド併合発言の背後にあるもの～」を無料開催した。

講師はＳＣＭソリューションデザインの魚住和宏代表。味の素物流理事なども歴任してきた同氏は講演で、北極圏の資源をめぐる争いや現状、スエズ運河やパナマ運河、マラッカ海峡といった世界の海運の要衝についても説明。

急速な地球温暖化で解氷が進行し、急激に変化する航路の環境と各国の思惑など、さまざまな要因から注目度が高まる北極海航路の、利用状況と今後の課題を分かりやすく紐解いた。

なお、１２月１０日に同オンラインセミナーとして「ＤＸ挑戦の軌跡～現場が導いた最適化とその先～」を開講。

講師は運送会社のＤＸ化をサポートするアセンド（同新宿区）の森居康晃ＣＯＯと、青果物配送の芳誠流通（同大田区）の柴田幸太郎課長。両氏のセッション形式で、物流ＤＸ推進への取り組みを深掘りする。参加は無料、事前登録制。