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物流ニュース
全国引越専 北澤会長が続投、副会長は3人体制
2016年3月30日
全国引越専門協同組合連合会は2月25日に総会を開催。北澤聡会長の続投を発表した。
新任理事として塩原寛造氏と嶋田匡宏氏が、監事に大西秀幸氏、専務理事には今井修氏がそれぞれ就任。また副会長は鈴木篤(事業開発プロジェクト担当)、望田成彦(教育プロジェクト担当)、瀬尾茂数(経営企画プロジェクト担当)の三氏で、4人体制からプロジェクトごとの3人体制に変更した。
第11次経営計画とした2015年度の業績は、全体の売上高279億4900万円で受注件数は約40万件(前年比103.0%)と発表。目標の300億円に対して達成率93.2%となった。理由として「価格競争による引っ越し単価が上がらず苦戦した」と説明。同経営計画の後半となる2016年度は、現場力の品質向上・強化を図り、単身者向けや海外引っ越しなどにも注力し、目標売上高は引き続き300億円と発表した。
全国約160か所のセンター間の品質および技術向上を図り、他社との差別化を進めていく。またCSRの推進では、全ト協が運営する「引越事業者優良認定制度(引越安心マーク)」への取り組みとして、まずGマークの認定取得について実態調査を実施。調査時点で50%以上の会員が取得していたとするが、残りの未認定会員も昨年に申請をし、「ほぼ100%の認定取得となった」と発表した。
北澤会長は「価格競争に巻き込まれないためにも品質向上は必須。内部資格の引越管理士認定制度では現状約930人が資格を取得しているが、1000人に増やしていく。人手不足は否めないが、センター間でしっかり連携を取り、お互いにカバーし合って埋めていくようにする」と語った。
◎関連リンク→ 全国引越専門協同組合連合会この記事へのコメント
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