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物流ニュース
神奈川県 NO2濃度、大気汚染を監視
2016年3月30日
神奈川県では、川崎市臨海部の二酸化窒素(NO2)の環境基準値達成に向け、県をあげて取り組んでいる。特に「池上新田公園前測定局(池上局)」は県内に90局ある大気汚染常時監視測定局のうち、NO2の濃度が最も高い。NO2濃度を引き上げている大きな要因にトラックの排ガスがあるが、池上局が位置する産業道路は臨海部の物流拠点や工場に出入りする大型トラックが多く、風が抜けにくく自動車の排ガスが溜まりやすい地形のため局地的な大気汚染が生じやすい。そこで県では、「かわさき産業道路自動車利用ガイドライン」を作成し、環境に配慮した自動車利用を呼びかけている。また、高濃度になることが予想される場合は事前に電子メールで情報を提供し、低公害車の配車、高速道路への迂回、エコドライブの実施など環境に配慮した自動車利用の取り組みを促している。
さらに、11月を「かわさき産業道路NO! NOx(ノー! ノックス)月間」とし、大気環境セミナーや各種のキャンペーンなどを行うなど啓発活動を積極的に展開している。
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