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物流ニュース
アサヒロジ 埼玉支店開所、共配見越し拠点統合
2016年4月30日
アサヒロジ(丸山高見社長、東京都港区)は4月27日、東京支社埼玉支店の開所式を開催した。川越IC、川島ICから約10kmの立地で、5980坪の敷地に床面積1万800坪、3階建ての倉庫を構える。今後、アサヒ飲料のDC機能のほか、今年1月に、和光堂など3社で新たに組織されたアサヒグループ食品の関東方面への物流の要としての機能を果たしていく。
丸山社長は、「現場は何よりも安全第一」とし、「誰も加害者にも被害者にもしない、安全安心に働ける職場をつくってほしい」と、あいさつした。
同支店の約6割を使用し、アサヒグループ食品として統合した3社の拠点を統合。東日本の物流の中心に据える。また、集約による生産性の向上だけでなく、現在取り組んでいるグループ内共配を進める意図もある。
宇澤修一専務は、「共配を見越して、初めから拠点を一緒にしたのは初めてのこと。今後、徐々に拠点内で繁閑の波動のズレを利用して効率化を図っていく」と言う。
同社では、「5年後に1000億円」という売り上げ目標を掲げ、外販に関しても「3年後をめどに330億円」を目指すなかで、カルピスなどのM&Aも積極的に進めており、昨年末から大阪、港北など7か所の拠点を立ち上げ、物流網の再構築を図っている。
グループ内共配の新たなステージとなる同支店は、今月中旬からの本格稼働を予定している。
◎関連リンク→ アサヒロジ株式会社この記事へのコメント
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