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物流ニュース
ニチレイロジグループ 営業利益前年度比14.0%増
2016年5月30日
ニチレイロジグループ(松田浩社長)は5月16日、事業報告会を開催。
2016年度3月期決算は、グループ連結で売上高1849億円(前年度比3.7%増)、営業利益100億円(同14.0%増)で、ニチレイ本社から分社した2004年から約3倍の最高益となった。
地域ネットワークの強化に向けた移管作業で、物流ネットワーク事業は売上高前年度比0.7%減の908億円となったものの、通過型センター(TC)が好調で、地域保管事業は関東・関西の集荷拡大で売上高は前年度比7.7%増の574億円となった。海外事業は売上高339億円(前年度比8.2%増)で欧州事業が回復し、拡大を見せている。
今年度から3か年かけて実施する新中期経営計画は、「企業体質の強化」「新たな成長」「収益向上」の三つを柱とする。国内事業では、「企業体質の強化」として、業務革新による生産性向上、災害対応力の強化、女性の活躍推進など多様な人材確保に向けた取り組みを行う。「新たな成長」では、ロジスティクス・ネットワークとロジスティクス・プランナーの合併による企画提案力と物流実現力の融合で、より質の高いサービスの安定的かつ継続的な供給を行うとともに、宅配や通販事業者との協業や農業分野への進出など新たな事業領域を開拓する。「収益向上」では、新増設した拠点を最大活用し、地場貨物の取り扱いを拡大する。
◎関連リンク→ 株式会社ニチレイロジグループ本社この記事へのコメント
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