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運送会社
堀内工運 さらなる物流品質向上へ、付加価値にこだわる
2016年8月23日
保有する全車にエアサスとパワーゲートを搭載し、また、クレーンとゴンドラを使った搬出入を行うなど、精密機械の輸送をメーンに事業展開する堀内工運・大内運輸(大阪市西淀川区)。堀内健二社長は、「付加価値にこだわったサービスを提案し、さらなる物流品質の向上に努めている」と、会社の方針を示す。
長年、運送業界に携わってきた者として、「運送業界全体の底上げ、社会的地位の向上」を願う同社長。「今の時代、運賃を下げて仕事を取り合うというやり方ではいけないし、ウチはそれに付き合うつもりもない」と同社長。「ドライバーの生活を守るためにも、自社の仕事にプライドを持ち、それに見合う運賃を求めなければいけない」とし、そのためには、「他ではできない、自社でしかできないという付加価値を付けて、かゆい所に手が届く仕事で顧客満足度を高める努力を重ねていく」と話す。
同社は付加価値の一つとして、トラックは必ず新車を購入しており、これまで中古車を買ったことはないという。「常に洗車して、ピカピカの状態を保っている。お客様から運賃を頂いて仕事をするわけだから、きれいな車両にきれいな制服は当然。汚れた車両で運ぶようでは運賃をもらう価値がない」と言い切る。
堀内社長に経営理念について尋ねると、「昭和46年の創業以来、お客様に対する誠意とサービス精神は大前提であり、絶対に変わることはない」と前置きした上で、「会社を守るため、経営理念は世の中の流れや物流環境の変化によって、その都度変える必要がある」と持論を展開。
「めまぐるしく変化する現代社会で、ひと昔前の考えは通用しない。今の時代を捉えながら変えないと発展はない」とし、近年、心掛けているのは、「優秀な人材の確保と流出の防止」と語るが、「これも時代に応じた人材の育成が必要であって、時代とともに変えていく必要があるのではないか」と先を見据える。
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