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物流ニュース
丸西運輸商事 タイヤのトータルパッケージプラン導入
2016年10月19日
丸西運輸商事(西平正義社長、大阪市大正区)の西平高史氏は、コスト削減に積極的に取り組んでいる。
同社が取り入れたのはブリヂストンタイヤジャパン生産財カンパニー近畿四国ブロック統括の植戸玲次氏が提案する「トータルパッケージプラン」。これは、タイヤのローテーション、空気圧の点検、冬・夏タイヤの交換計画立案及び作業などを行うタイヤのトータルサービス。
同プランは、顧客のタイヤの使用条件に合わせて、最適なタイヤの使い方及びメンテナンスなどのプランを提案する。契約は複数年となり、内容によって契約年数は異なる。導入することで例えば、スタッドレスタイヤに履き替える顧客では、従来冬に集中していたタイヤ関連費用の支払いを月額一定にできる。そのほか、新品タイヤやリトレッドタイヤなどを組み合わせたタイヤの使用方法やローテーション方法などの提案を行う。
タイヤメンテナンスを請け負う三共ゴム住之江営業所小川誠二郎所長は、「顧客の安全第一とコスト削減を両立するためにも定期的な点検が必要」とし、メンテナンスなども顧客の要望に合わせている。「お客様に来店してもらうこともできるし、訪問することもできるので臨機応変に対応させていただく。タイヤのメンテナンス計画や管理表なども顧客にしっかりヒヤリングを行ったうえで作成するので安心していただきたい」と話す。
西平氏は「キャッシュフローバランスを考えて予定を立てるが、売り上げなどに波があるため、資金繰りの苦しい部分を均一化したかった」と説明する。同氏は、「パッケージを導入したことで月々の支払いが一定になり、資金繰りの見通しが立てやすくなった。タイヤのことをプロに任せて安心感と安全性を高められるだけでなく、コストを抑えることで、ほかの部分に資金を回せるようになると考えている」と話す。この記事へのコメント
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