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物流ニュース
WebKIT 輸送効率向上と環境負荷軽減へ
2016年12月16日
全ト協が開発、日貨協連が運営する「WebKIT」は、輸送効率の向上と環境負荷軽減を図る手段として、平成3年に共用を開始した求荷・求車情報ネットワークだ。
KITは、協同組合を通じた精算や決済が行われるため、同サービスを利用するには基本的に同サービスを行う協組への加入が必要となる。しかし、協組に加入していない事業者でも利用できる環境を整えるため、日貨協連を事務局とする東京、神奈川、埼玉、千葉などをエリアとした首都圏KIT利用協同組合が平成9年12月に設立された。
こうした動きもあり、利用する事業者は年々増加している。平成28年10月現在、組合は165組合、事業者数は2160社にのぼる。これに営業所などを加えた合計端末は4206IDとなり、前年同月と比べてプラス322IDと、8.3%の増加。ID増加に伴い、求荷や求車の登録件数も徐々に増加しており、同28年10月度の実績では、求車情報の登録件数が10万8614件、成約件数が1万6748件となり、成約率は15.4%。求荷の登録件数は1万3496件、成約件数が1138件、成約率は8.4%。
日貨協連では今後、研修会や交流会の開催で会員間の親睦を図る一方、普及促進として5000事業者の利用を目指すとしている。
◎関連リンク→ 日本貨物運送協同組合連合会この記事へのコメント
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