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運送会社
ロジックスライン 安全推進大会で新たな試み「ドライバー座談会」
2017年12月30日
【千葉】ロジックスライン(沢田秀明社長、成田市)は11月18日、成田市内にある三里塚コミュニティーセンターで安全推進大会を開催。第4回となる今回は、ドライバー座談会として、沢田社長が進行役を務める中、同社のベテランから新人まで、7人のドライバーを壇上にあげ、参加者らを前に、それぞれの仕事や運転に対する心構えや取り組み方について、発表してもらうという新たな試みが行われた。
壇上に上がったドライバーらは緊張の面持ちながらも、安全に対して、「割り込みをされようが、車間距離を4、5台とるようにしている」や、「自分本位の運転をしない」「どんなことがあっても焦らないよう心がけている」との姿勢や、省燃費運転について、「下り坂や交差点では、アクセルペダルを離すなど、アクセルを踏むよりも離すことを意識して運転している」など心構えを明かした。
引き続き行われた飲酒運転撲滅講演会では、山根和子氏を講師に招き、飲酒運転や交通事故の恐ろしさなどを学んだ。山根氏は現在、グリーフサポートやまぐちの代表を務め、病気や事故、事件などで大切な人を失ったことからくる、悲しみや苦しみ、怒りや無気力感など、さまざまな感情を抱えた大人や子供に、地域で孤立しないよう、集いの場づくりを手掛けている。
同氏は、2000年7月に、酒気帯び運転の車に、自宅の敷地内でひかれるという事故で、4歳の娘を失った。講演で当時の状況などを赤裸々に話した同氏は、死亡事故の悲惨さなどを訴えた。
同社では、無事故ボードを活用した安全対策を講じているが、安全大会の3日前に無事故500日を達成した。こうした状況を踏まえた上で、同社長は、「無事故を1000日達成できるように取り組んでいこう」と呼びかけた。
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