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鳩山政権崩壊で荷物量はどうなる?
2010年6月14日
景気の上向きを期待し始めた矢先、鳩山由紀夫首相の辞任で日本経済の株価にも大きな影響が出ている。今回の辞任騒ぎで、さらなる景気の悪化を予想する運送事業者も多い。
大阪市の運送事業者も「4月に入って、ようやく荷物も動き出した。昨年が悪かっただけに、よくなったと思えたが、鳩山首相の辞任で物量が減少しないか不安」と訴える。「日本は島国で内需拡大を図るのも難しく、やはり海外との貿易の関係も大きい。日本経済に不安を覚えれば、たちまち物量は減少してしまう恐れがある」と話す。
また、民主党の事業仕分けに対して不満を漏らしていた運送事業者も「建設関係でも建設資材輸送が多かったため、事業仕分けなどが行われた途端に事業は減少。このため、ここ数年は赤字に追い打ちをかけられている状態だ。これに加えて鳩山首相の辞任など民主党政権に振り回された。まともに運営ができる人材にこそ首相になってもらいたい」と話す。さらに、「自民党を含め首相が代わりすぎる。景気が上向いても政治家のせいで大きな影響が出てしまう。今後は腰を据えた人物が首相に就任して、日本の景気回復に努力してほしい」と、うんざりしているようだ。
中小企業には景気回復を第一に考えた政治を行ってほしいが、どの政党も景気回復を忘れ自分自身のこと、党のことだけで動く政局ばかりであるため、景気動向に精通した人物に日本を任せたいものだ。(佐藤弘行)
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