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「10kgでも違反は違反」 過積載運行を避ける事業者
2015年4月30日
以前は「積載量の何割程度までなら違反の程度も知れている」とのことで、積載がオーバーしていても、そのまま運行を続ける事業者が多くあった。しかし現在、社会的規制の強化から、運送事業では少しの違反でも厳しい行政処分を課せられるため、最近では「たった10??でも違反は違反」として過積載を避け、仕事を断っているという事業者もある。大阪府泉佐野市の運送会社社長は「先日、冷凍関係の輸送で傭車に入った。運賃が通常より若干高く、定期的に請け負っていたが、ドライバーから過積載の報告を受けたため仕事を断った」という。
同社社長は「運賃が高いからと言ってそのまま仕事を続ければ、依頼主の意識が変わらない限り、過積載を繰り返すこととなる。違反を繰り返せば、それが当たり前となり、積載量が徐々に増えていっても、ドライバーも会社も感覚がマヒしてしまい、積載量を大きくオーバーした違反でも平気で仕事を請け負うことにつながる」と話す。(詳しい内容は、物流ウィークリー4月27日号に掲載しております) -
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