-
トピックス
業者間の競争避け 適正運賃の収受を
2015年7月16日
大阪府和泉市で建設資材などの輸送を展開する運送事業者では以前から、運送業者からの仕事の受注を一切受けず、直接の荷主からの受注のみで事業を展開しているという。さらに、直接取引する荷主からの運賃交渉でも、運賃が自社の提示額以下なら受けない。「他社や荷主から『運賃が高い』と言われるが、仕事内容に自信を持っている」とし、強気な姿勢で運賃を提示している。
同社社長は「運送事業者は、どこもすきがあれば他社の仕事を狙っていると言っても過言ではない。しかし、現在の運送業界での荷主の取り合いは原価意識を無視した形で、ただ『運賃が低ければ、荷主を確保できる』という考えの運送事業者が多い」と指摘。さらに、「自社は、他社ではできない仕事を行っていると自負している。低い運賃は断り、荷主からの『他社に仕事を流す』などといった挑発にも乗らない。不要な競争は行わず、自らの規模に応じた仕事の確保が大切」と語る。(詳しい内容は、物流ウィークリー7月13日号に掲載しております) -
-
-
-
「トピックス」の 月別記事一覧
-
「トピックス」の新着記事
-
物流メルマガ