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「勤務時間管理のエクセルシート」で労働時間管理の改善を
2016年7月4日
運送業界では残業代の未払いによるトラブルが後を絶たず、労働時間の管理に頭を悩ます経営者も少なくないが、「運送事業の労働時間管理専門コンサルタント」であるムロタ社会保険労務士事務所(大阪府東大阪市)の室田洋一氏は、「多くの事業者はデジタコデータなどを使って改善基準告示を意識はしているが、一方で残業代が発生するということを考えていない。厳密な労働時間を考えないと問題は解決しない」と話す。
運送会社で働くドライバーについて室田氏は、「自分のペースで仕事ができるからドライバーという仕事を選んでおり、時間で管理されることを望んでいない」と指摘。業界が、そうした「運転者気質」を口実に時間管理から目を背け、売上給という安易な給与支払いを続けてきたことが、残業手当不払いの申告を多発させている要因と言い切る。「運転者任せのデータでなく、会社で管理しないといけない」とし、会社として、まず、出勤時間(点呼開始時間)を指示することが残業代不払いをなくすための「入り口」だと説明する。
(詳しい内容は、物流ウィークリー7月4日号に掲載しております)関連記事
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