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トピックス
過剰サービス蔓延 高まるニーズで現場に負担
2016年10月21日
公共の道路を利用しているだけに、ひとたび重大事故を起こすとマスコミの格好の標的になりやすいトラック運送業。しかし、トラック業界だけでなく、電車の運転士や飛行機の操縦士の問題行動が、今年に入り相次いで、メディアで報道されるようになった。いずれの業界でも、問題の背景には人材不足と業務の多様化、さらにはサービスの提供側と受け手のアンバランスな関係が隠されているようだ。
鉄道業界では今年9月、50代の電車運転士が停車中の電車の運転席のドアを開け、線路へ放尿していたことが明らかとなり、問題となった。輸送指令室に連絡すれば駅や車内のトイレを利用することは認められているが、その停車駅での停車時間は約1分で、「遅れてはいけない」という恐怖から、このような行動となったとみられている。トラック運送業でも、荷主企業の構内でドライバーが用を足したことで、荷主から一切の仕事を切られるという実際に起こった事例があるが、鉄道業界で同様のことが起こっていた。
(詳しい内容は、物流ウィークリー10月24日号に掲載しております)関連記事
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