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射界
2017年1月16日号 射界
2017年1月20日
目標に向かって歩き出したら、あれこれ迷わず一途に歩き続けることである。我が『物流ウィークリー』も今年、創刊30周年を迎える。歩いてきた道は平担でなく、山あり谷ありに加え、「まさか」という坂道にも遭遇した。それを乗り越えて今日があるのは、ひとえに読者各位から頂いた力強い声援があったからである。
▲読者各位の深い恩情に少しでも応えたいと、弛まぬ努力を重ねられた源泉は「99%までは努力、残りの1%が才能…この1%がよければうまくいく」という喜劇王チャップリンの言葉でもある。乏しい知恵を十二分に生かし、なお足らざるところは、愚直と言われるほどの努力と創意工夫を積み重ねて一心不乱に、物流報道の使命を全うすべく努力してきた結果と自負するところである。▲新しい息吹を物流報道の世界にぶつけ、多少なりとも業界の社会的地位向上に資すれば幸い。そこに至らなくとも、パイオニア精神を秘めて前人未到の報道姿勢を貫くことができればと願っている。他が手を染めた同じ道を歩むことをあえて敬遠し、新しく活気に満ちた紙面づくりに努めて30年。この「こけの一心」にも似た微力が業界や関連分野に広く認知されるに至ったと確信する。
▲志を立て、業界発展の一助ともなれば…の思いで果敢に独創的な報道姿勢を貫き、失敗を恐れず、我が身をかばって打算に陥ることもなく、中立公正な報道使命を達成できたと確信する。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の思いもあり、大隈重信の言う「学問は脳、仕事は腕、身を動かすは足」の教えを胸に、これからも読者各位の期待にそう決意を新たに、真摯な努力を傾けてまいりたい。
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