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高齢運転者の事故対策 経営者自身の判断、対応
2017年4月17日
トラック運送事業と切っても切り放せない「交通事故」。労災事故や交通事故など、トラック運送事業者を取り巻く環境は、絶えず安全第一が求められている。死亡労災事故については平成28年度(速報)は、前年比22.7%減となるなど減少しているものの、労災事故の半数を占めている交通事故に頭を悩ませている経営者は多い。最近、急速に進んでいるドライバーの高齢化対策も、運送事業者によって偏りが大きくなっている。
陸災防が発表した平成28年度の労働災害状況によると、陸上貨物運送事業の死亡災害発生状況は92件(前年比27件減)で同22.7%と大幅に減少した。陸災防では「労災防止に向けたセミナーや研修など、全国的に実施してきた効果が出てきたのでは…」と指摘。「各事業者の努力の結果だろう。今後も取り組みを続けていく」としている。減少した労災事故だが、内容を見ると交通事故が55件で半数以上を占めている。トラックが第一当事者となった死亡事故件数も平成24年の374件から同28年の258件と減少しているが、最近はドライバーに通常の交通安全講習を受けさせるだけではなく、高齢となったドライバーへの対応も必要となっている。(詳しい内容は、物流ウィークリー4月17日号に掲載しております)
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