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DPF装着マフラー 三重県で盗難相次ぐ レアメタル目当てか
2017年6月8日
三重県の鈴鹿・亀山地区で、トラックのDPFの付いたマフラーが盗まれる事件が5月中旬から頻発している。実際に被害にあった事業者は「カメラ、ライトを設置するなど対策をしていたが、有効範囲外の箇所を狙われた。他でもDPF付きマフラーを狙われた話を聞いており、これからは警備会社と対策を協議していく予定」とコメントしており、その他にも「直接的な被害も痛いが、車両が使えなくなったことによる運行上の損失が痛い」と頭を抱えている。
地域の被害状況について、三重県警亀山署管内では既に4台のトラックがマフラーの盗難被害にあっており、同署は「昨年には見られなかったケースではないか」とコメント。鈴鹿署管内でも同様に7台の被害があり、トラックのバッテリー盗難を合わせると被害総額がおよそ510万円にのぼる。同署は「被害は山手から海側まで広範囲に広がっており、見通しの良い事業所であっても被害報告がある。全域で警戒が必要」とし、また「被害状況からも複数人による犯行が予想され、急激に被害が出たことから犯罪グループの可能性も否めない」としている。両警察署はこうした事態に対し、センサーライトや防犯カメラの設置などによる防犯体制と通報体制の強化を呼びかけ、不審車両の捜索、夜間パトロールなど治安向上に力を注いでいるという。(詳しい内容は、物流ウィークリー6月5日号に掲載しております)
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