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ブログ・鈴木 邦成
厳しい経済環境への対応
2008年12月18日
米国が事実上のゼロ金利(政策金利)を導入しました。景気の下支えが目的です。しかし、その影響を我が国が受け、円高が進み始めました。
日本の製造業などにとっては、より厳しい環境となってきたわけです。もちろん、物流業界もその影響を相当に受けることになるでしょう。
米金利ゼロへ!厳しい経済環境!
加えて、こうした経済環境の中で製造業などの視点から考えると、さらなる物流コストの削減、物流効率化も当然ながら視野に入ってくることになります。
他産業と同様に経済低迷の中、物流業界にとっても厳しい環境は続きますが、物流、ロジスティクスへの注目は今後、さらに高まっていくことになるでしょう。
物流業界としては新たな提案、新たなビジネスモデルを創出、考案していくことでこの難局を乗り越えていきたいところでしょう。
勉強会、研究会などへの積極的な参加を!
ところで「新たなるビジネスモデルの創出」といっても、簡単にできるものではありません。絶え間ない創意工夫が必要となるわけですが、そのための有力な対策となるのが、各種勉強会、研究会、セミナーなどへの参加です。
とくに同業他社や異業種各社などと意見交換、情報交換ができる勉強会、研究会は新たな発想を得るための重要な機会を提供してくれます。
また、共同でビジネスを開始できるようなパートナー企業などと出会える可能性も膨らみます。機会があればそうした勉強会、研究会にぜひ積極的に参加されることをお勧めいたします。この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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