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ブログ・鈴木 邦成
複雑化するロジスティクス
2009年3月7日
卒業式のシーズン
卒業式のシーズンになりました。小中学校、高校、大学・大学院などで卒業式、学位授与式などが3月には数多く行われることになります。
また「卒業旅行」や「送別会」なども多くなってきます。新しいステージでのスタートとなる4月を前に区切りをつけるという気持ちから行われるわけです。
新しく社会人として物流業界に入ってくる方も多いでしょう。
ロジスティクスの複雑化
ところで「辿り来ていまだ山麓」という言葉があります。「ずいぶんいろいろと奥深くやってきたような気がするし、時間的にも多くを割いてきたが、それでもまだ入り口付近にいるに過ぎない」ということです。物流のように奥行きの深い分野の研究や実践に終りはないのです。
実際、マテハン機器、ソフトウエアなどの新製品も多々出回り、物流システムの刷新は日々進んでいます。また新しい物流改善の考え方や物流理論なども進みつつあります。たんに実務や研究を漠然と行うだけでは時代の波に取り残されてしまうことになります。
もっとも現代の物流と20~30年前の物流を比べてみると「進歩したというよりも複雑化した」ということがいえると思います。現代社会の複雑化にあわせるように物流システムも複雑化の傾向を強めているともいえるかもしれません。この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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