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ブログ・鈴木 邦成
ロジスティクスの到達度
2009年7月16日
最近、インターネット関連の本をよく読んでいます。
Web 2.0以降のネットビジネスの最新トレンドに関心があります。
「集合知」などの概念が今後、どのような進化を遂げていくかも気になるところです。
差別化への有力な選択肢
これまでは企業が差別化を図るうえで製品開発戦略と営業・販売戦略は差別化にあたっての両輪ともいえました。
しかし、市場が成熟してくれば新製品の開発の速度も遅くなるかもしれません。
また成熟した市場では同業他社と異なる販売戦略を打ち出し、展開していくことも、かなりの工夫が必要です。
そこで差別化を図る第3の選択肢として「ロジスティクス戦略の高度化」が浮上します。
物流コストの削減、リードタイムの短縮、在庫圧縮などを切り口に経営体質を改善し、他社との差別化を進めるというわけです。
企業の成熟度がロジスティクスの達成度によって図られる時代が到来したともいえるでしょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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