日本物流学会の新会長
愛知学院大学で開催された日本物流学会に出席、共同での学術報告を行ってきました。
なお、日本物流学会は新会長に神奈川大学の中田信哉教授を選出しました。
新体制のもとに、物流学の理論、実践の研究、検証を行っていくことになるわけです。
ロジスティクスネットワークの構築
その日本物流学会新会長、中田信哉教授の名著『ロジスティクス・ネットワークシステム』（白桃書房）によると、ロジスティクスネットワークの構築、生成は集中と分散が交互に繰り返されながら、行われていくということになります。
そして同書の考察をふまえ、私のグループの共同研究では、ロジスティクスネットワーク構築の過程についての考察を行い、企業事例を分析していきました。
ロジスティクスネットワークが物流の活動面の改善と制度面の改善が行われ、あわせて共同物流の概念が導入され、ウィン・ウィンの関係を緊密に維持しつつ、構築されていくことを検証していったわけです。