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ブログ・鈴木 邦成
物流行政の分岐点
2009年9月16日
日本経済の再浮上の足がかりになるか?
鳩山内閣がついに発足しました。
新政権の誕生が日本経済の再浮上の足がかりになることを期待しています。
地方空港の低迷
日本航空は神戸空港、静岡空港など、国内7空港からの撤退を検討しています。
アジア標準のハブ空港不在の状況に加えてのかたちで、地方空港の低迷状況を目の当たりにすると、我が国の国際物流の行方には光明が見えてきません。
国際競争力の強化、国内経済インフラの基礎力強化、経済活動力の強化などの視点から、我が国の物流行政は大きな転機を迎えているともいえるでしょう。
たとえば、「物流白書」を発行して、国家レベルでのマクロ物流戦略の再構築を本格的に進めるとか、思い切って、「物流省」を創設するとか、物流・ロジスティクスの目線から日本経済に大きなメスを入れる必要があるかもしれません。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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