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ブログ・鈴木 邦成
ロジスティクスにおけるヒューマンマネジメント
2010年2月22日
冬季オリンピック
ついつい冬季オリンピック中継を見続けてしまいます。
連日のテレビ中継でスケート、スキーなどのウィンタースポーツの華やかな部分だけでなく、カーリングなどのマイナースポーツの面白さも伝わってきます。
ヒューマンマネジメントの重要性
モノの流れを管理する物流・ロジスティクスにおいても、ヒューマンマネジメント、すなわちヒトに関するマネジメントも欠かすことはできません。
物流部門の人事管理では、採用、配置・異動、人材開発、人材評価などが行われる。採用に関しては継続的な労働力の確保が大前提となります。
また、従業員満足(ES)を意識することも重要です。
従業員の満足度を高めることは現代経営ではきわめて重要なことと認識されています。
パートさん、アルバイトさんが長く働いてくれれば、ピッキング、値付けなどの作業者のレベルも向上し、さらに高度なスキルを修得するチャンスも提供しやすくなります。
もちろん、従業員のみならず、顧客満足(CS)を充実させていく姿勢も重要です。
常に「顧客がどうすれば満足するか」を意識していく必要があるわけです。
物流業がサービス業の一種で人とのつながりでビジネスが成り立っているということを十分に認識しなければならないといえましょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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