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ブログ・鈴木 邦成
静脈物流と輸出管理
2010年5月17日
電子書籍の影響
米国で普及している電子書籍が日本にも本格上陸する気配が強くなってきました。
職業柄、蔵書数はどうしても多くなってしまうのですが、紙媒体から電子データに媒体が変化することで蔵書の整理は簡単になることが予想されます。
しかしその一方で、紙媒体でしか味わうことができない読書の独特の雰囲気が失われることも、いささか懸念されます。
さらにいえば、現在の書籍の物流システムも大きな岐路に立つことは間違いないわけです。
廃棄物処理と輸出
環境負荷の低減がグローバルな視点から求められている現状を考えると、「廃棄物の輸出をいかに管理するか」ということも重要なポイントとなってきます。
廃棄物をむやみやたらに輸出入することはできません。
廃棄物については、輸出する場合にも輸入する場合にも定められた手続きをしなければなりません。
廃棄物を輸出する場合には環境大臣の確認を必要とします。
また、輸入にあたっては環境大臣から許可を受けなければなりません。
さらに処分終了後はただちに環境大臣に報告することが義務付けられています。
理想をいえば廃棄物の処理は「国内循環」で完結させたいところです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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