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ブログ・鈴木 邦成
ロジスティクス・バイオリスクへの対応
2010年6月1日
政権の行方
民主党政権が混乱しています。
そして夏の参議院選挙がわが国の経済環境にも少なからぬ影響を与えることは間違いないでしょう 。
バイオリスクと物流
トラック輸送に際してウィルス消毒の必要性が出てくるなど、口蹄疫の影響が物流業界にも及びつつあります。
グローバル化の流れがますます加速する中で、ウィルス感染などのバイオリスクをいかに回避していくかということも、ロジスティクス領域の重要な課題といえましょう 。
初期段階で口蹄疫のウィルスが家畜の藁などに付着していた恐れもあるという関係者の声もあります。
もしそれが事実だとすれば、こうした事態が再び発生しないように、農産物のバイオ管理とロジスティクスをより緊密に連動させておく必要性も出てきているわけです。
同時にトレーサビリティを充実させ、ウィルス感染の経路を完全に可視化することも重要になってくるでしょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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